CHUMEI CRONICLE Topics バックナンバーその2 >>最新Topicsへ
 2003.12.28
   えー久しぶりの更新です。10月末には更新するつもりだったのに…。いやまぁ自業自得なんですが。その間にもいろいろリリースがあったり予定が発表されたりと。
 
ガチャフォース関連
   まずは任天堂ゲームキューブ用ソフト「ガチャフォース」テーマソング「戦え! ガチャフォース」。まず3番まであることにビックリだ。そして初めて宙明サウンドに歌声をのせる高取ヒデアキさんのヴォーカルはやっぱり新鮮。 曲としては「戦え! バイカンフー」「紅の流星機」「特務戦隊シャインズマン」あたりのテイストも感じられますね。擬音語がまったく入ってないというのもあるんでしょうけど。いや、あんまり既発曲みたいといって先入観与えるのもどうかと思うんだけども、あくまでテイストとかニュアンスレベルなんでそのへん誤解しないでいただきたいかなぁと。なのになぜあえてンナ表現するのかということをまた先に書いてたりするんですが。
 それはさておき、こちらのプロモーションムービーでも3番のサビからラストまで使用されてますので、まだ視聴されてない方は試聴がてら観てみるのもよろしいかと。ゲーム内ではチャレンジモードの最終戦(一番盛り上がるところらしい)でかかるそうです。あとe-capcomプチカプ第9回でちょろっと収録風景が載ってました。いつのだよ、って感じですがまぁ一応。
 なにげにゲームソフトの方も面白いそうで。カプコン開発、バンダイ発売の「機動戦士ガンダム 連邦VSジオン」のシステムを基本に(同じチームの人が作ってるそうです)、より高速化、キャラクターを多彩にしたもののようです。Impressのレビューがわかりやすいかも。

 先生のインタビューでも載ってるんじゃないかと、発売前にGC誌をいくつかちょろちょろチェックしたんですが、ことごとく1/4〜1ページでしか紹介されておらず、こんな露出で大丈夫なのかなぁなんて、ほっといたれよ! というようなことを思ってましたが、その真相は開発チーム便り第1回にあるのであった…。ま、まぁ、前評判ではちーとも相手にされてなかったのに発売と同時に多数の中毒者を輩出した挙句、プレイステーション・サターンに移植され、ドラマCD24枚も出て(余談ながら筆者は16枚目くらいで脱落した)、現在に続く美少女ゲームキャラクタービジネスの基礎を築いたPCエンジンの「ときめきメモリアル」とか、いまでこそワールドワイドなキャラクターになった「ポケットモンスター」(TVCMはうっていたものの、エエ年したネーチャンが小学生に”アタシとポケモン、交換しない〜?”と囁くという、あやしいーッ!!と叫ばずにはいられないけったいな内容だったし)とか、これまた雑誌広告以外まったくなくってネットの口コミとメディアワークスのプッシュで最終的にアニメ化までいったプレステの「高機動幻想ガンパレードマーチ」みたいな例もあるんで、ひょっとしたらリアルタイムで伝説に立ち会えるのかもしれません(笑)
 

神魂合体ゴーダンナー!!関連
   第1部がものすごいヒキで驚愕のウチに先行地域では終了した「神魂合体ゴーダンナー!!」ですが、主題歌マキシサントラが絶賛発売中です。そしてなんとなく全曲感想&全話使用リストを作ってみた。
 いやそれにしてもやはり”地上派テレビアニメ”というのは認識率が全然違いますな。地域的に観られなかった人もDVDのリリースが始まってるので是非。AT-Xでも多分2月辺りから再放送すると思います。

 11話コンテ:ワタナベシンイチ(はれときどきぶた、エクセルサーガ)、12話コンテ:元永慶太郎(キカイダー01 THE ANIMATION)、13話コンテ:平野俊貴(イクサー1、ダンガイオー、奇鋼仙女ロウラン)と、監督クラスの方々がズラリと参加。 特に13話ラストのアクションは鼻血でそうでした。思えばこういう格闘ゲーム風な殺陣のロボットアニメってなかったんじゃないかなぁ?ゴーダンナー飛び道具全く持ってないし。 余談。OPで「鋼のけんでバーンバン!」つってるかいつ剣持つんだろうと思ったら拳だった…。

 両者ともゲーム・アニメとメディアは違えども、どちらも「オリジナル作品」であるというのも大きいでしょうね。GCは比較的小さいお子さん(小学生全般くらいかな?)を対象にして、かつ普及してるハードだし、ゴーダンナーも対象年齢15歳以上と、新たな若い世代に「宙明サウンド」をアピールできる大きなチャンスになったのではないでしょうか。

 だから宙明先生のCDをいつもよりも売るならばいまが最も旬うちかもしれませんよ各メーカー様! ハネケンランドみたいなのの宙明先生盤出しましょーもしやるなら選曲やらせて欲しいー(笑)
 

旧譜リリース情報
   んでもって古いまだまだこれから世代向け、というわけではないですが旧作の再リリースもどっかんとあるようです。

スーパー戦隊主題歌・挿入歌大全集I(発売中)
「秘密戦隊ゴレンジャー」「ジャッカー電撃隊」「バトルフィーバーJ」「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」「大戦隊ゴーグルV」までの主題歌挿入歌を収録と、宙明先生担当作品のみで構成された3枚組CD。さらに企画曲「スーパー戦隊バンバラバン」(ワンセブン、キカイダー、ギャバンなども混ざってて実質は「渡辺宙明バンバラバン」だったりする)も。ただし「バトルフィーバーJ」と「大戦隊ゴーグルV」のオルタネートバージョン、「電子戦隊デンジマン」挿入歌「銀河ハニー」は未収録。
 戦隊シリーズの歌がまとまって聴ける盤としては、「コンプリートソングコレクション」以来実に7年ぶり。オリジナルは入手困難でしたが、あ〜る盤では再リリースされているので入手済みの方も多いと思いますが、これから聴いてみようという宙明サウンド入門盤にはうってつけと思います。

メタルヒーロー主題歌・挿入歌大全集(発売中)
 こちらはメタルヒーローの3枚組CD。「宇宙刑事ギャバン」「宇宙刑事シャリバン」「宇宙刑事シャイダー」「巨獣特捜ジャスピオン」「時空戦士スピルバン」の主題歌挿入歌を収録。ただし「宇宙刑事シャイダー」挿入歌「不思議ソング PART II」「不思議ソング PART III」「なんだなんだブギ」は未収録。
 んーこうきたかぁ。去年のギャバンを踏襲したようなので続いて欲しいなぁ、と思っていたのでちょっと残念。宙明先生担当分のメタルシリーズは、音源そのものは復活! 栄光の東映ヒーローが切れずに販売されていたために入手はそう困難じゃなかったんですね。しかしながらこちらの盤はレーザーブレードを始めとする劇伴も収録されており、これしかなかった頃はそれはもうプレイヤーが焼ききれるほど聴き倒したものですが、後に発売された東映メタルヒーロー ベストBGM集に当然ながら収録。音源のダブリはもうしょうがないにしても、やっぱりちょっとソンしたかな〜とセコイ感情が芽生えたりしてたわけですが、今回は歌オンリーなので、BGM集と併せてお安くダブリなしで揃え易くなった、と考えればお得はオトクですね。3セットだとちょっと値ははりますけど、やはりこれも最近宙明サウンドを気になり始めたというような方にはオススメです。全部(といっても既商品化で、という意味ですが)聴こうとすると、バトルミュージックコレクションの3とがいりますけど。

仮面ライダー主題歌・挿入歌大全集II
 仮面ライダーBLACKとBLACK RXの挿入歌を全て収録。これもコンプリートソングコレクションがいまでも購入出来るので(BLACKBLACK RX。けど微妙だなーカート放り込んでから「用意できませんでした」かもしれん…)、リマスタリングによる高音質&カラオケなし、カラオケありを量りにかけるしかないかな。「戦場のライダーRX」のカラオケが入ってれば軍配はコンプリに上がるんですけどね…。

特撮ヒロインメモリアル 〜美少女ヒストリー〜
「透明ドリちゃん」のOP,EDが「僕たちの懐かしのアニメメロディー 1978」(COCC-9063-4)以来の収録になります。そしてびっくり「女バトルコップ」も当時以来の初復刻! これは嬉しいですねぇ。他にも長らく復刻されてなかった楽曲テンコモリなので要チェックでしょう。

 あとANIMEX1200で「アルベガス」「レザリオン」「ジバン」をはじめいろいろ復刻かかりそうという噂が流れてますが、とりあえずもうちょっと情報出るまで待ったほうがよいかと。前回も上がっていながら海のトリトンが出なかったし。

  そうそう、コミケ3日目には劇伴倶楽部でインタビュー本が出るそうなので行ける人はどうぞ。

 多分これで今年は最後の更新。みなさま良いお年を。